工藤冬里 Kudo Tori(Vo, Gi, P, etc)
愛媛県出身。幼少よりピアノを学び、中学で松山のジャズ喫茶で演奏をしたり、着物の展示即売会のために作曲を手掛けたりして神童ぶりを発揮した。1970年代後半に上京、裸のラリーズのコンサートからの帰りの電車内で大村礼子と意気投合、盟友・角谷美知夫と共に、故・蔦木栄一が経営していたスペース「消しゴム」で演奏。 以後、並外れたバイタリティーと霊性を武器に、信じられないほど数多くのグループの結成や解散、ライヴやレコーディングへの参加.
マシンガン・タンゴ、NOISE、ガイズンドールズ、sweetinspirations、A-MUSIK、コクシネル、Che-SHIZU、等、多くのグループで活動する他、荻窪グッドマンにて、即興演奏主体のピアノ・ソロを長年行なう。 84年頃、近所に住むあまり楽器に触れたことのない人々との演奏を機に、MaherShalal Hash Baz(マヘル シャラル ハシュ バズ)を結成。現在は不特定のメンバーが参加する、特殊な形態のグループとして活動している。 多くの場合、譜面を用いながらも、偶然性やその場で生まれるアイデアを重視し、独特の和声やリズム感覚、繊細な歌声に人懐こいメロディーと相まって、聴く人に不思議な情感を抱かせる。 2003年にはアメリカ西海岸、イギリス、スコットランドをツアーし、イギリス、スコットランドをツアーし、イギリスBBCの人気ラジオ番組"JohnPeel Sessions"に出演する。陶芸家としても知られる。プレイヤーとしての参加は、渚にて、PASTELSなど数多い。

宮本 隆 Miyamoto Takashi (b)
1962年生まれ。1984年京都ZABOでソロライブ。1985年、東京でニューウェーブバンド、J-steinに参加。雑誌「DOLL」のオムニバスアルバム「super punk market」にレコーディング収録。他にも様々なインディーズバンドに参加。87年から2年間、現在、音楽評論家である坂本理氏がリーダーであるカンタベリー系ジャズロックバンド、Soft Weed Factorに参加。95年、大阪でジャズロックグループ、時弦旅団(Time Strings Travellers)を結成。これまでに4枚のアルバムをリリース。2011年「defreezed songs」でゲスト参加した木村文彦の作品「キリーク」をプロデュースしたのがきっかけとなり、CD制作レーベル時弦プロダクションとして活動を活発化させ、「existense」(磯端伸一with大友良英)、「Rain Maker」(ナスノミツル)、「火の環」(シェシズ)等を発表。リーダーグループとして、時弦旅団の他、3 Mirrors(with 木村文彦、石上和也)、Zero-Prizm(with古川正平S-NOI)があり、他に即興を主体とした様々なユニット、あるいはソロでの即興演奏活動も行っている。 http://www.jigen-p.net/miyamoto-takashi

荻野やすよしOgino Yasuyoshi (guitar)
1978年大阪生まれ奈良県出身
2005年よりコメディとジャズパンクの融合Trio、知恵蔵知恵蔵(松竹芸能ナオユキ氏/スタンダップコメディ、栗田洋輔/sax)で本格的なプロキャリアをスタート。同時期より即興演劇の音楽担当、即興音楽の定期セッションを開催、現在も継続中。2006年より自身の主宰グループ、音・人・旅【oto na tabi】を始動。2010年1stアルバム「Tinga Tinga Japonism」で全国流通デビューを果たし完売2016年に2ndアルバム「Glocal Happiness Departure」をリリース!特にWorld Music×JAZZ/Rockのインストゥルメンタル、フリーインプロヴィゼーションでは関西のシーンをリードする一人であり、 前衛からPOPまで、様々なバンドプロジェクトや劇団に参加、即興演劇の音楽奏者としてはパイオニアである。南米音楽とアラブ音楽に深く傾倒しているが、“日本人たるギターミュージック”というライフワークともいえるテーマに基づいて、自身の作品づくりを行っている。甲陽音楽学院卒、バークリー音楽院大学奨学金資格取得の後5weeksプログラム修了。クラシックギターを中川誠氏に、エレクトリックギターを土野裕司氏、岡本博文氏、Mike Stern氏に、フォルクローレを塚本浩哉氏に、 ジャズギターを塩本彰氏にそれぞれ師事。作曲家・編曲家としての活動もある。自主レーベル「Oggi Records」主宰 2007年より即興音楽のセッションを定期的に開催、ごろっぴあ主宰での水曜接音倶楽部、自己主宰でのインプロヴァイズドセッションを伊丹&梅田ALWAYSにて現在も継続中。2016年音・人・旅【oto na tabi】2nd Album「Glocal Happiness Departure」がリリースされた。http://www.yasuyoshiogino.com

保山 宗明玉 Hozan Munemyuou(sound perform)
伝説の音楽雑誌「ロックマガジン」で翻訳、執筆。ロッキスト。89年からモダンチョキチョキズのフロントメンバーとして活躍。作詞も担当。以後、執筆やイベント企画、ライブとその活動を広げ、関西におけるサブカルチャーの一翼を担う多彩で奇想天外な発想の人物とされる。以下、その圧倒的な経歴を誇り、その全容は本人でさえ把握できない。
<執筆、言語表現関連>ネオ秘密宗教「保山のお宿」経典『ホガラカ』発行。花形文化通信でレビュー、「ホガ・F・ラカ」連載。発狂テロミニコミ『アバボゲガ』刊行無数。その他ミニコミ刊行無数。(青年ガッピ、幼稚園哲学、卓球と切手収集、など)詩集『のびざかり』『顔面発電所』刊行。短歌同人誌『ぢみ』刊行。俳句同人誌『しいたけ』刊行。単語帳小説「物部流(モノノベル)」刊行無数。哲学冊子『新意識裡』刊行。脊髄反射小説『反射ノベル』多数。
<イベント主催関連>
なんばBEARSでアイドルイベント「10minutes」シリーズ。ロフトプラスワンウエストで「クラスメイトは同級生」シリーズ。その他イベント企画無数(10minutes映画祭、絶対芸術博覧会、驚天動地魔方陣、死ののどじまん、ポップカルチャー映画祭、今関あきよし少女映画大全、フライングアートアタック、ニューウェーブ大運動会、保山を探せ、すぼぼぼぼぼぼぼぼのうち、無名人握手会、海綿体、エアーソニック、など)
<パフォーマンス出演関連>
憩いの肉体広場、ニコニコ印ダダアクロバット、ゴールデン保山、など。
<ライブ関連>アマリリス[改]、ラジオカセッツ、オーブントースターズ、ヴィダルサッスーン【ヴィジュアル系】、過呼吸【巨乳ユニット】、いとこ三兄弟、カラフルモンスターズ、バッハ【ゴスロリ】、など)
<その他>
個展「アババアババギャッ」、持ち運びギャラリー「発光画廊」主宰、自分でファンクラブ作成、会誌「図解コレラ」など発行。カセットレーベル「プログレレ」
餃子大王メンバー。映画「燃える仏像人間」声優。その他カセット作品多数発表(魚座の星、篠原ともえへの道、など)
現在、フリーペーパー「実験アキレス」で執筆。あがた森魚ファンクラブ会報で「水道奥義」も連載。フジヤマから、カセット、ビデオ「アオアオ地獄」
CJプレイ(カセット使ったDJ)オールナイト・カセ部..
イヤホン魔(自分だけ音が聞こえて客には聞こえない)のライブ。


長谷川夕記 Hasegawa Yuki (drums, electronics]

Paradiska等のバンド活動ではドラム、黒いオパール氏とGOATの田上氏とのユニットblack root(s) crewソロ活動ではサンプル音や電子音のエフェクト・ループを中心に音体験を生成する。音もさることながら、その長谷川夕記という名や彼女の独特の性格、ドラム・電子機材に関わらず演奏する姿などの、所謂、さまざまな「自発的な美しさ」も観ているものに捉えきれない独自性を感じさせる。スヌー(Bar Kitty – Nicanor Music -)

仲曽根有里 Nakasone Yuri (voice)
大阪音楽大学短期大学部音楽科ポピュラーボーカルコース卒業。その後、イタリア歌曲を中心に声楽を学ぶ。現在、オリジナル・Jazz・Pops・童謡・ビックバンド・コーラス・朗読等、様々なジャンルで活動中。またコーラスグループに所属し、テレビのCMロゴの歌入り、カラオケのコーラス録音、歌手のコンサートのバックコーラスなどを務める。その一方でエレクトロニクスやボイス、様々な道具を使用しての即興音楽も展開。コントラバス奏者井上歩とのユニット「tonal」は空間系ユニットとしてマイク、ベースの先にはエフェクターが繋がり、人の声と低音楽器による2人だけのオーケストラが流れ、即興演奏、オリジナルをメインに演奏している。Official website http://yurisone612.jimdo.com  OfficialBlog http://profile.ameba.jp/yuriso-net/


高橋直康Takahashi Naoyasu(b)
東京都出身。クロスオーバー・スラッシュ・バンドDISASTER [with木下順平(vo, g)富澤直之(dr)]、ヒップホップ・バンドVARRISPEEDS [with池田"DTchainsaw"貴男(rap) 尾崎慶太(g) 平沢勇二(dr)]などのバンド活動を行う傍ら、2014年頃より即興演奏を始める。現在、上記2バンドの他、ギターとベースの即興デュオslag [with尾崎慶太(g) ]、ベースとドラムの即興デュオpile-up [with須郷史人(dr)]を主催し、その他Itsuro1×2_6+Topology's [withイツロウ1×2_6(vo, key) 狩生健志(g) ) 梨木千鶴(dr)], The Argonauts [withマルコス・フェルナンデス(dr) DB(g) 武田理沙(key) ]等のバンドに関わりつつ、ソロ、セッションなども。都内近郊を中心に活動中。

Kenji Tsuda (映像)
2004年ころよりVJ Romlusとして活動を始める。昨年末よりデジタル機材から8mmフィルムと映写機のスタイルに移行。